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観世九皐会2月定例会公演のご案内

  • nnookkii2018
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

令和8年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて、本年2月8日(日)に矢来能楽堂にて開催されます「観世九皐会2月定例会」公演の第2部において、私・佐久間二郎が、能の中でも大曲の一つである『山姥』の能を勤めさせて頂きます。


能の演目は観世流の場合およそ210曲が存在しておりますが、その中でも特に難易度の高い演目を『習い』と称し、ある程度の芸歴を積まなければ演じることが許されない曲とされています。


今回、私が勤めさせて頂く『山姥』も習い曲の一つであり、私自身、初めてこの能を舞うこととなりました。


能『山姥』とは――都にて山姥の山廻りの曲舞を演じたことから、百萬山姥(ひゃくまやまんば)という異名を取って人気を博していた遊女が、ある時、善光寺参詣を志します。やがて越中・越後の国境にある境川に至り、そこから上路山を徒歩で越えようとすると、急に日が暮れてしまう。困り果てているところに、やや年嵩の女が現れて、一夜の宿を貸そうと申し出てきました。実は、この女は真の山姥であり、自分を題材にして遊女が名声を得た山姥の曲舞を一節謡ってほしいと訴えます。遊女が恐ろしくなって謡おうとすると、女は押し止め、今宵の月の上がった夜半に謡ってくれるなら、真の姿を現して舞おうと告げて、消えてしまいます。

夜更けになって遊女が舞曲を奏でつつ待っていると、果たして山姥が真の姿を現し、深山幽谷に日々を送る山姥の境涯を語り、仏法の深遠な哲理を説き、さらに真の山廻りの様子を表して舞ううちに、山姥の姿はいずこかへ消えてしまう――といった内容です。


大自然に対する人間の畏怖の念を『山姥』という一つの存在に集約させ、かつ人の世の摂理を仏教哲学的な側面から解き明かした壮大なテーマを秘めた演目です。


能が描く大いなる世界観を三間四面の能舞台に余すところなく現出できるよう、精一杯に演じさせて頂く所存です。


皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。


以下、詳細です。


◆観世九皐会 2月定例会


日時:2026年2月8日(日)

  【第二部】15時30分開演(15時開場)


場所:矢来能楽堂


番組:


解説 観世喜正


仕舞『難波』桑田貴志


仕舞『誓願寺』遠藤和久


仕舞『花月』観世喜正


能『山姥』佐久間二郎



チケット全席指定・消費税込

<各部>正面席:5,500円

    脇正面・中正面席:4,400円

    学生券(脇正面・中正面)2,200円

   ※学生券は26歳未満(要学生証)


<1部2部通しセット>脇正面・中正面のみ:7,800円(8,800円のところ1,000円割引)


チケット申し込み

カンフェティチケットセンター


申し込みフォーム





 
 
 

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​三曜会 佐久間二郎 能の会

© Sanyokai, Jiro Sakuma

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